シャンティタウン…ありがとう
Posted at 07/04/21 PermaLink»
放浪も良し パックツアーも良し
バックパックも良し スーツケースも良し 手ぶらでも良し
遠い国も良し 近くの町でも良し
山も良し 海も良し 温泉も良し
目的のある旅も良し 旅そのものが目的でも良し
ひとりも良し 連れもよし 現地人も良し
どんなスタイルでも、どこに行っても何を持って行っても
とにかく、旅は良し
よし、旅に出よう
シャンティタウンから転載
http://www.shantihtown.com/
2006年1月29日
バンコク到着!
ウアウトラのイネスから買い占めた刺繍の服のせいで
メキシコシティー、ロサンゼルス、バンコクとトラブル
続きだった。
俺は刺繍の服を元々卵が入っていたダンボールに入れていた。
しかも可愛い卵の絵が印刷されていた。
考えれば分かることなのだが、検疫が卵の入っていたダンボールなど許さない!
係員と一悶着の後、1ドルで気の良い奴を買収
換えのダンボールを持ってこさせる。
どうにかシティーはクリアーした。
乗り換えでロサンゼルス。
俺は空港内に怪しい汚いダンボールと土嚢袋を積み上げた。
その横で床に怪しい民族系ブランケットを敷き爆睡…
どうやら空港ポリスに目を付けられていたようだ。
荷物を置きっぱなしで外にタバコを吸いに行った。
3服したところで逮捕ならぬ尋問…。
決して荷物から離れないことを約束させられる。
腹が減ったがサンドイッチが8ドルという気の狂った世界に
驚愕する。
タイ航空に乗る。
スッチーの英語に自信満々でなぜかスペイン語で答える俺。
スッチーの日本語にもなぜかスペイン語で答えていた。
今タイの屋台のオバちゃんにもスペイン語で語りかけている。
やはり語学不向きだ。
バンコクに到着した。
スゲー眠いのに荷物が一つ出てこなかった。
サービスカウンターに行く。
英語で質問されているのに何故かスペイン語で答える。
分かってくれない係員に人差し指を立てて切れる。
見るに見かねたメキシコ人がやってくる。
タイ人が日本人に英語で質問し、日本人がそれをスペイン語で答える、それを聞いたメキシコ人が英語でタイ人に翻訳する。
俺の頭が悪いばかりに大掛かりだ。
一応紛失書類を貰い空港から出る。
ところでここは何処だ? バンコク!
有名だが俺はここに来たのが初めてなことに気がついた。
カオサン?
まずいなー!ツーリストインフォメーションに行き地図を貰う、タクシーにボラレながらカオサンっという場所に着いた。
フラフラ歩いているとスウィティーというゲストハウスを発見した。
確かラントウさんの常宿でナンディーとも縁の深い宿だ。
チェックインする。
牢獄のようなシングルでアジアを感じる。
ネット屋でGNJの居場所を確認。
なんと隣の宿だった。
突入する。
いたっ!
よかった安堵する。
話を聞くと今日バンコクでの買い付けを済ませ6時のバスでチェンマイに移動するとのことだった。
おーギリギリだった。
実は今回のバンコクインには。
密かなミッションを持っていた。
ウアウトラでイネスから買い占めた服を俺は日本のみんなに届けたかった。
そこでGNJの力を借りたかったのだ。
ウアウトラのマサテク族によって作られる服は、
それは本当に愛のこもった優しい優しい服なのだ。
女性は時代によって自然と体型が変化していく。
少女時代、青春時代、妊婦時代、子育て時代…
しかし今の西洋型の服はタイトでセクシーだが女性の自然な体の変化に規制をもたらす。
出産したら本当はご飯を食べてお乳を出して子供と共に女性は成長していく。
しかし今はそこでダイエットしたり食事制限をして子育てと体型維持の過度な負担を強いられているように思える。
まっ僕は男の子、分からない部分も多いがそのように感じる。
しかしマサテクの女性の服は女性の全ての自然な変化に適応している。
俺はイネスというマサテク族の女性に質問した。
なんでウエストの部分がタイトじゃないの…?
イネスは云った。
「だって女性は妊娠したらお腹が大きくなるでしょ」
何で脇のところが開いてるの?
イネスは答えた。
「オカーさんになったら太くなるじゃない」
イネスを見て余計な質問をしてしまったなっと思った(笑)
イネスは云った。
「一生きてられるのよ」
俺はその時なんだか感動に包まれた。
日本の昔の服もそうだよなー、作務衣とかだって凄い体に対して柔軟に出来てるもんなー。
やっぱり、そういうのって先人が作ってきた智恵なんだよなっ。
メキシコのウアウトラで学んだ。
ホテルのカウンターをやっている女の子に話しかける。
「その服可愛いね!どこで買ったの?いくら?」
女の子は答える。
「これ、オカーさんが作ってくれたの」
ほんとに嬉しそうに答える。
あーここの文化ではきっと母から娘に、母から娘にそうやって伝えられて行ってるんだなーっと思った。
僕にとって旅先のそういう学びは、ホントに心を潤す。
僕にとってウアウトラでのカーさんはイネスであった。
イネスの作った刺繍の服。
それは嘘偽りなく愛情の賜物だ。
一つ一つ様々な自然の美しい花や鳥を針で縫っていく。
気の遠くなるような作業だ。
この機械全盛の時代にあって、イネスもミシンを持っているのに刺繍だけは一つ一つ手で縫っていく。
僕は、静かに座って針を通していくイネスの姿に感じたものがあった。
あー自分の母にこれを上げたいなー、
あー昔の彼女にあげたいなー、
あーお世話になった人に送りたいなー。
出来たなら、この服から優しさを感じられる人に届けたいなー。
そんなことを思った。
そしてイネスから母にプレゼントしたいから買いたいっと伝えた。
イネスの作った服はどれもこれも同じように優しかった。
とてもじゃないけど、どれか一つ。
僕には選べなかった。
やってしまったヤクザ買い!
「イネスっ!これ全部頂戴っ!」
そして俺は大量の服やらクロスを卵の絵柄のダンボールに詰め込んだ。
そしてご満悦でホテルに帰った。
しばらくして不図思った。
大人の俺が…。
「おいっナオキ!これどうすんだ?責任持ってちゃんとしろよ」
僕は途方に暮れた。
「えーっだってー欲しかったんだもん!」
そして俺は主宰GNJ
旅する雑貨屋シャンティータウンのホームページをめくった。
なんか書いてあるぞ!
旅の風をお届けします。
世界中の旅人を巻き込んで。
良いこと云うなー!
っと同時に直感…。
やっぱりGNJに会わなきゃな…。
俺はバンコクにGNJがいるという情報を手にして
一路バンコクを目指した。
でっかいプレゼントとバックパックを持って…。
そしてGNJに会えた。
どうやってことの顛末を説明していいのか、
どうすればいいのか全然わからなかった。
話したいことは他にも沢山あった。
ただ、GNJに見て欲しかった。
それだけで別に良かった。
調子に乗って俺はGNJに言った。
「これ、お願いします!」
GNJはデカかった。
「いいよナオキ」
ありがたい言葉だった。
安堵が広がる。
よかったバンコクに来て…。
ミッションが一つ前に進んだ。
忍びのものも助けてくれた…。
メキシコ。
聖地ウアウトラ…から 日本に届け
俺の愛! イネスの愛! マサテクの愛!
そしてシャンティータウンの風!
って俺はただ買ってきただけなんだけどね…。
そのうちサイトに上がると思います。
世界中の色んな風が
「旅する雑貨屋シャンティタウン」には吹いてます。
ゼヒ一度ご覧あれです!
旅がしたいだけで始めた雑貨屋が
世界中の旅人とアーティストを巻き込みながら
世界中を旅しながら買付けした商品を
現地の風とともにお届けします。
みなさんよろしく!