その男コール

Posted at 07/04/21

なんとなく切り替わったなって感じる。
ポルケー、にわか学生気分!

最近はドミでテキサスリーゼント野郎っと二人きり。
名前はコール。すげー良い奴で見習うところが沢山ある。
初めて会ったときコールは裸で顔中体中傷だらけ、
メスカルと云う芋虫みたいのが入った酒をショットでそうとう呑んできたらしい。
ケンカしたの?と聞くと、いや飲みすぎて気付いたら裸でコケまくった、

パスポートがない!っと云っていた。
コールの全く気にしていない笑顔が俺を引き付けた。
その時はまだ一緒だったココも初めてアメリカ人でいい奴に会った!っと云っていた。

後日コールは笑って、彼女は頭がおかしいっと云っていた。
俺も同感、あいつはマジでおかしいんだっと精一杯伝えた。
2週間も一緒だったんだぜっと言うと、じゃーお前もクレイジーだな、なんて云っていた。

身長190近く体重100オーバー、体もデカければ人間もデカイ不思議な奴だ。
どうやらミュージシャンらしい、コジキから買ってきたバイオリンを上手にいきなり弾きだす。
よくよく聞くとギターからベースと何でも出来るらしい。
独学でスペイン語を2年勉強した云う、コールの辞書はかなり使い込まれている。
どうやって単語覚えたのっと聞くと
絵を書き出した!真剣に絵を描いてそこに単語!これだと一回で覚えられるっと教えてくれた。
奴の個人ノートには落書きのように見える絵が沢山描いてあった。

俺には学校はいらないんだ、街が俺の学び場さっと軽く笑う。
想像力!そうなんだ忘れていた。そして楽しむこと。
日本から俺はCDを30枚位持ってきていた。
スピーカーもちゃんと持ってきた俺はコールに、何か聴きたいのあったら自由に聴いてというと、
シティーオブゴットとフィッシュマンズを選んだ、知らないくせに素晴らしい選曲だ。

どんな音楽が好きなのっと聞くと、今は街の音だな。っと音楽は全て好きだぜ。
っと云いながらオアハカ名物コオロギの唐揚げみたいのをムシャムシャ食い続ける。

水を買いに行くと10リットルで買ってくる、
そして次の日には半分なくなっていて俺に1リットルおすそ分けしてくれる。

二人でモクモクしながら俺は宿題をする。
そしてコールは家庭教師さながらに教えてくれる。

バルコニーから夜空を見上げれば、いいかー直樹、あれがルナだぜっと云った感じで。
外出するときは必ず何かいるものあるかっと聞いてくれる。デカイ男だ。

俺は小さい男、
コールのネックレスを修理する。
街の音、それが音楽。
街の人、それが学校。
コール、普通に言えるお前がデカイよ。
無理はしないけど
意識しちゃうぜ!

スポンサードリンク